2008-05-15 第169回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
また、計画期間経過後の指定建造物等の扱いはどのようになるんでしょうか。
また、計画期間経過後の指定建造物等の扱いはどのようになるんでしょうか。
平成三年九月の台風十九号による被害は、厳島神社の国宝建造物、重要文化財指定建造物すべてに及び、重要文化財である能楽台、能楽屋及び橋掛、左楽房は倒壊流失いたしました。復旧作業は翌十月から国と県、地元の連携により進められ、本年三月にすべての修理工事を完了したということであります。
そういう考え方に立ちますと、たとえば首里城にございました正殿というようなものは、これは沖繩最大の指定建造物でございまして、戦前国宝の指定を受けておりまして、昭和六年にこの解体修理を行ないました関係で模型が現に現地の博物館にございますし、またいろいろな史料等も文化庁にもございますので、こういう史料をもとにいたしまして復元につきまして積極的な前向きな姿勢でいきたいということで、明年度の予算にその調査費といたしまして
それからただその指定建造物だけということではなくて、指定建造物を中心にいたしまして、半径二百五十メートルの範囲内にあります指定をされてない建造物につきましても、消化せんの配管の工事をするといったことをいたしております。
○太田小委員 あなたに、それでは実情に合わないと言ったところで、どうもそれ以上の答弁が出そうな気がしないので、文部大臣に来てもらいたいと思うわけですが、実際に保護法による指定建造物というものでも、これを早く保護しようとしなかったら、悪くなってしまいますよ。学校も、五〇%しかやらずこ来年度に回すでしょう。これでは実際に、現地の気持というものはぱっとしない。
○前田佳都男君 明治三十年に、文化財の指定制度が確立されてから今日まで、相当数の指定宝物、指定建造物が焼失をしておると思うのでございます。最近は法隆寺、金閣寺、延暦寺が焼けております。これらの文化財は金をもって償うことができない、損害を填補することができないかけがえのない、たっとい国民の宝でございます。
右指定建造物は、明治三十六年十月国庫補助をもつて大修理完成以来、四十七年を経過しておるのであります。従つて各所の腐蝕破損は実にはなはだしいのであります。またこの瑞巌寺は、松島の地にありまして、日本三景の一として景勝の誉れ高く、近くは国立公園候補の声も高いのでありまして、内外観光客の来訪もますます頻繁を予想せられておるのであります。